土壌改良剤は、レタス・大根・人参・かぼちゃ・モミガラ・枯草菌を発酵処理したものです。
化学的に合成された物質は添加していません。


レタス
かぼちゃ
枯草菌 
枯草菌(こそうきん)は、自然界に一般的に存在する細菌の一種です。
自然環境中では、主に土壌中や空気中などに存在しています。枯れた草の表面などからも分離されることが多く、枯草菌と名づけられました。
芽胞を作る性質があり、熱や消毒薬などには強い耐性を持っています。耐熱性の高さから、缶詰などの保存食品の汚染の原因でもありますが、ヒトに対する病原性は持っていません。
日本では古くから、枯草菌の一種が、納豆菌(Bacillus subtilis var natto)として納豆の製造に利用されてきました。納豆の製造には、芽胞を形成するという枯草菌の性質がうまく取り入れられています。稲わらを煮沸すると、雑菌は死滅し、熱に強い納豆菌の芽胞だけを残すことが出来ます。その藁で、煮た大豆を包むと、納豆を作ることが出来ます。
枯草菌は、現在でもいたるところで利用されています。
一部の枯草菌は、洗剤に利用されるたんぱく質分解酵素の生産に用いられています。
また、枯草菌を摂取することで、家畜の飼料効率の改善や増体効果が得られることから、家畜の飼料添加物としての利用も盛んになってきました。きゅうりのさび病などの、作物の病害予防に、枯草菌の一種が利用されています。
廃棄物処理の世界では、枯草菌は、堆肥の発酵初期に主要な役割を果たす菌であり、堆肥に添加することで良好な発酵が促されることもわかっています。枯草菌は、発酵熱を出すことから、初期に添加をすることで堆肥の温度を上昇させます。発酵の際、易分解性成分の消化の役割を担う他、発酵熱により有害菌を死滅させる役割も果たしています。
堆肥処理に、枯草菌を用いることで、より安定で安全な発酵処理を行うことが出来ます。


レタス・白菜・魚沼産コシヒカリ(水田)・山芋・枝豆・ジャガイモ・花等に利用されています。


大阪府中央卸売市場の青果仲卸・みくりや青果(細田喜代司社長)のグループ会社で、産地作りなどを行う「ニューふぁ~む21」(大阪府茨木市横江)では、同市場内に最新式の大型生ゴミ処理機(スリーエス社製)を導入した。「枯草菌」(こそうきん)を活用した独自の方式により、投入した残さを10分の1に減量するとともに、水と分離させないため排水もいらないというもの。環境負荷や生ゴミ処理コストの軽減とともに、将来は残さを土壌改良剤としての販売にもつなげたい考えだ。
この装置は残さを投入するだけで、枯草菌の働きにより2~3時間で分解を開始。脱臭装置で脱臭する際に発生する熱を再利用し、装置に供給してかく拌する。この方式により、水分を分離して排水することなく、重量・容量ともに約10分の1まで減量が可能。
さらに、水分調整を確実にするため、タマネギの茶皮を入れている。通常は籾ガラを入れるが、青果流通業者としては安定的に入手できないことから、同様の働きをするタマネギの茶皮で代用しているもの。分解中も臭いはほとんどない。装置の中央にあるかく拌用のシャフトは、かく拌を均一化するために、一定の時間で正逆に回転する。
装置の導入費は1,500万円。処理能力は3,000リットルで、みくりやグループから出る農産物の残さを毎日1トン以上投入している。グループ全体で生ゴミ処理費用が削減できるため、コスト的には数年で採算に乗る計算で、環境負荷も軽減できる。
同時に期待しているのが土壌改良剤として販売すること。「農産物のため塩分を含まないことから、実際に土壌改良剤としての効能が高まる」(担当の須郷鉄夫氏)。現在は三重県や新潟県の米作農家、長野県のレタス農家などに土壌改良剤を供給し、栽培データを蓄積している。まだ取組み始めだが、いずれも品質向上が認められたという。
さらに同社では、装置の販売にも着手する。細田社長は「排水が不要なため、どんなところにも設置しやすい。卸売市場やスーパーのPCセンターなどで活用できるのでは」としている(TEL072-634-1252)。